子育て知恵袋(第5回)
発達障害は先天的や遺伝によるもの?
「メンタル・ビジョントレーニング」はその克服・改善を目指す教育
巷間、発達障害に関する書籍などで、「発達障害は生まれつきの脳の特性に起因するもので、障害そのものを治療することは困難であるから、それぞれの障害に応じた周りの理解や効果的な対応の仕方を工夫することが肝心。また障害を抱える本人も自分自身でストレスの解消法などを身につけ、その軽減の方法を習得することが大切。」などとの主張が散見されますが、果たしてそうでしょうか?私たちが関わる「メンタル・ビジョントレーニング教育」では、「発達障害・発達不安の克服・改善は可能である。」との確信のもとで日々のトレーニングを行ない、実際に、そのトレーニングを受けている子ども達が日々確実に成果を挙げ、障害や不安を改善し、新たな成長をし始めています。ではそれはどうして可能なのでしょうか?メンタル・ビジョントレーニングでの基本認識として「発達障害や不安は脳の成長に関わる問題であるから、脳の仕組みや成長に関する『大脳生理学』基づいてその障害の改善や克服を目指している」からです。
次回第6回に続く